26Nov
おのともこです。
今日もこのブログを、
お読みいただいていることに、
心より感謝しております^^
ありがとうございます!
ここ最近で連載してきた
「まとめ記事」を作成していますので、
良かったら復習用にぜひご一読ください^^
『多商品・多段階の「商品群開発」』
『起業家の成長ステージ
「アントレプレナースペクトル™️」』
『内なる光で世界を照らし、
事業と“富”のスケールアップを叶えよう!』
昨日のブログでは、
私の起業の原動力となっていた
強い想いを思い出させてくれた、
「第2の原点」についてお届けしました。
会社員時代のメンタルダウンという
“第1の原点”と、
起業してからの挫折経験という
“第2の原点”。
何度立ち止まっても、
道を見失いそうになっても、
私の中の深いところにいつも存在し、
声を上げ続けていた想い。
それは・・・
*****
女性らしさを活かして働くことのできる
新しい「ワーク&ライフスタイル」を
自ら実現し、確立していきたい!
*****
ということでした。
その想いは、現在38歳の私が
これまで仕事をしてきた背景に
起因しているのではないかな?
と思っているのですが、
多少年代が前後していても、
起業仲間やクライアントさまと話していると
すごく共感し合えるテーマが
そこにはあるのです。
私の母親世代は、女性であれば、
仕事をせずに家庭を守ることに専念する
“専業主婦”が一番の幸せ!という価値観が
一般的だったと思うのですね。
女の子として生まれたなら、
適齢期までには結婚して
高齢出産になる35歳までに子供を産んで、
幸せな家庭を築くという期待を、
母親をはじめとした親族から
いつもそこはかとなく感じながら、
私も大人になりました。
つまり、
「女の幸せ=良妻賢母になること」
という公式が、
世代を超えて受け継がれていた訳です。
でも一方で、時代の変化とともに
女性の社会進出もどんどん進んでいきました。
母親世代の頃は、
事務職など男性の後方支援が中心の
いわゆる“一般職”が、
女性の働き方としては多かったと思いますが、
ちょうど私が就職する頃には、
男性と同じ業務を遂行することが求められる
“総合職”という職種が増えてきて、
私もその“総合職”として、
小売業界の百貨店に新卒入社したのです。
そうしていざ働き始めてみたら、
「ビジネスパーソンたるもの、
このように働くべし!」
という、
男性主導でつくられた世界が
そこには広がっていました。
もちろん、組織で仕事をしていれば
当たり前のことではありますが、
実績至上主義なので、
仕事の評価はプロセスよりも
常に数値結果で測られる。
求められた結果を出せない状況であれば、
残業や休日返上をしてリカバーするのが
暗黙の了解として求めらる。
いわゆる“飲みニケーション”(古い?!w)
も、お付き合い上必須でしたし、
早期に販売現場から
マネジメント路線に進んでいけるよう、
男性上司のメンターの元で
仕事のイロハを学びながら、
早く一人前になれるように頑張らねば!
と、必死でした。
そして、ふと周りを見渡してみると、
数少ない女性の上司は、
プライベートの時間を削りながら
男性と肩を並べてバリバリ働いて
疲れ切っている(ように見える)状態か、
定時に来て定時に帰り、
言われたことだけ当たり障りなくこなす
いわゆる腰掛け的な(これも主観ですが!)
働きぶりのどちらかで、
この人のようになりたい!
と思えるロールモデルは、
そこには見当たらなかったのですね。
なんだか、このまま行くと
恐ろしい展開になりそう、、、
という予感がしていましたw
そして、
25歳で結婚した私は、
無意識のうちにではありますが、
「仕事と家庭の両立」というテーマについて
その後、究極の“ダブルバインド”に
葛藤するようになるのです。
家庭においては、
専業主婦の母から受け継いだ
「良妻賢母であれ」という価値観。
そして会社においては、
男性中心の組織風土の中で受け取る
「ビジネスパーソンとして、
(男性同様に)優秀であれ」
という無言のメッセージ。
その2つの役割期待に
どちらも完璧に応えて両立しようと、
自分に負荷をかけ過ぎて
無理をしてしまうようになったのですね。
それが結果的に、
メンタルダウンへとつながっていきました、、、
もちろん今振り返ってみると、
どちらも勝手に自分の中で
「期待」と受け取って無理していただけなので、
環境的な背景はあっても、
それを「問題」としてしまったのは
他でもない自分だということは、
よく分かります。
でも、実際に
この“ダブルバインド”による
息苦しさを感じていた女性の声は、
私以外にも、会社や業界の壁を越えて
いたる所で耳にしていたのですよね。
それはつまり、
時代の変化とともに新たに出てきた
社会的な課題だったのではないかと思います。
そして、会社組織というものを離れ、
自分の中での絶対基準を持って
理想のキャリアを選べるようになろう!と、
キャリアコーチングで起業してからも、
同じようにこの“ダブルバインド”に
無意識に絡めとられて苦しくなっていたことに、
後に気づくのです。
私が起業準備を始めた数年前、
起業黎明期の日本においては、
まだまだビジネスを興し、
経営して事業を発展させていくための
情報や知識が不足していたと思います。
(もちろん今も、
その課題は継続中ではありますが)
男性の経営コンサルタントが指導する
起業・経営の手法は、
短期でぐっと数字を上げて事業を拡大し、
実績を上げ続けていくことを
良しとするものがほとんど。
いわゆる「成功」の指標も
定量的な数値結果に偏っている傾向が
強いように感じます。
女性が本来大切にしたい
やりがいや人とのつながり、
想いの分かち合いなど・・・
定性的な指標は、
いわゆる「成功」の概念の中で
重視されているとは言い難い。
しかも、そこには
家事・育児・介護など、
まだまだ根強い
女性への社会的な役割期待から来る
家庭の中での“見えない働き”は
考慮されることがほとんどなく、
(なぜなら、指導してくれる
男性の経営コンサルタントで、
実際にその役割を担っている人は少ないから)
女性特有の
ライフステージの変化に応じた
ワークライフ・バランスの取り方など、
女性にとってしっくり来る
働き方そのものが、
未だ見出されていないのだと思います。
SNS上でキラキラ華やかに見える
女性起業家の姿も、
実は、実績至上主義で
男性原理的な「成功」の尺度が、
形を変えたものなんですよね。
(いわゆる月商推しや
きらびやかなライフスタイルも、
一見女性らしく見えますが、
投稿の中身をよーく見ると、
こんな家に住んで、こんな車に乗って
こんな彼女がいて・・・といった
男性的な指標とかなり近しいことが、
よく分かるはずですw)
仕事の中では
そうした尺度で「成功」を目指しながら、
一方で日常の世界の中では、
周囲から期待されている(と感じている)
良き妻・良き母であろうと
家事や育児に奮闘していると、
どうにもしんどくなってしまう、、、
つまり私たち女性は、
会社組織の中で感じていた
葛藤や息苦しさから、
環境を変えて逃れたつもりでいたのに、
実は起業してからも、
同じ”ダブルバインド“に悩まされ、
苦しんでいたのかもしれない・・・!
そう気づいた時は本当に衝撃的でしたし、
茫然としました。
でも、だからこそ逆に、
「男性的にバリバリ・ゴリゴリ
実績至上主義で仕事を頑張るやり方」
でもなく、
「古き良き”良妻賢母“として、
家庭の中だけで生きていく方法」
だけでもない、
新たな時代の女性ならではの、
「第3のワーク&ライフスタイル」を
これから見出していきたい・・・!
まだ無いのなら
開拓して生み出していきたいし、
自分自身がそれを体現しながら、
悩み葛藤している女性にそれを伝え
導いていく役割を担いたい!!
そう思うようになりました。
これが、「2つの原点」を経て
より一層強くなった、私の想いです。
・・・と、
このテーマであれば、私はたぶん
いくらでも語ることができると思います!
そのぐらい、
自分の中から湧き上がってくるものが
あるのですよね。
みなさんは、いかがですか?
どんなテーマが自分を熱くしたり、
思いを掻き立てられるように感じますか??
良かったら、少し振り返ってみてくださいね^^
そんな訳で、今日も想いを語り過ぎて
超長文になってしまったので^^;
明日はもう少し冷静に、
ニュートラルに書いていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
また明日も、
ブログでお会いしましょう♡
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