11Sep
私は約4年前、うつ症状が出るほど、仕事で追い詰められていた時期がありました。
その時私は、元々やっていた接客指導インストラクターの仕事からは少し離れて、同じ社内でも全く畑の違うIT部門で、新しいプロジェクトの立ち上げに参加していました。
それまでアパレルの販売現場に携わる仕事をしていた私にとって、緻密さの求められるPC作業や、経験の無いプロジェクト管理の仕事は、まさに未知の領域。
最初は期待に応えようと頑張っていましたが、そのうち、仕事に向かうのがしんどくて頭痛や動悸など体調にまで異変が・・・。
告白しますと私、エクセルの関数とか難しいシステムの話とか、全くもって分からず苦手なんです!
緻密に作りこまれたエクセルのリストが、私の不注意で正しく表示できなくなってしまったりすることも多く、「クラッシャーおの」という不名誉なあだ名を付けられたくらいです(笑)
今では、その時のことを笑い話として話せますが、当時は本当にしんどくて。。。
他の人は当たり前にできることなのに、どんなに注意しても努力しても、自分がやると失敗ばかり・・・。
私はこのプロジェクトに関わることで、何か貢献できているんだろうか?
むしろ迷惑をかけている状態で、私がいる意味はあるんだろうか?
と、精神的に日々追い詰められていきました。
激務であったことがうつ状態に陥った直接的な原因ではありましたが、「自分の苦手なことをやり続けること」が心身に及ぼす影響の大きさを、身を持って感じた経験でした。
プロジェクト立ち上げのたった4ヶ月で心身がボロボロになった私でしたが、その後上司に相談して、私の能力とキャパシティに合った、強みを発揮しやすいポジションに配置転換してもらうことで、徐々に元気を取り戻すことができました。
もちろん、そのポジション(=研修講師アシスタント)の方が、仕事の成果を上げられたことは言うまでもありません。
やはり弱みにフォーカスするよりも、強みにフォーカスした方が、圧倒的にパフォーマンス力は上がります!
これは私が身をもって感じたことです。
たしかに仕事をする時、未知の領域への新たなチャレンジも大切です。
でも、その時に自分の特性や資質を強みとして発揮できるかどうか?という見極めも、同時に大切なものになってくると思います。
自分に自信を失って委縮した状態で仕事をするよりも、自分だからできること・他の人にはない強みを発揮して仕事をすることで、周りに還元できることも確実に大きくなるからです。
そのためにも、自分だけの「強み」を自覚することが大切ですね!
【まとめ】
弱みに向き合い続けて自信を失うよりも、強みにフォーカスしよう!
自分に自信が持てる働き方が、結果的に生産性の上がる仕事につながる。
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