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【ダイヤモンドプロダクツ】ヒロインが葛藤する「母との関係」

【ダイヤモンドプロダクツ】内なる光で世界を照らし、事業と”富”のスケールアップを叶えよう!

おのともこです。

今日もこのブログを、
お読みいただいていることに、
心より感謝しております^^

ありがとうございます!

ここ最近で連載してきた
「まとめ記事」を作成していますので、
良かったら復習用にぜひご一読ください^^

『多商品・多段階の「商品群開発」』

【ダイヤモンドプロダクツ】 多商品・多段階の「商品群開発」

『起業家の成長ステージ
「アントレプレナースペクトル™️」』

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『内なる光で世界を照らし、
事業と“富”のスケールアップを叶えよう!』

【ダイヤモンドプロダクツ】内なる光で世界を照らし、事業と”富”のスケールアップを叶えよう!

「ヒロインが葛藤する「母との関係」

前回のブログでは、

社会に出て男性に肩を並べて働き、
まるで「英雄の旅」に出ている
ヒーローのように、
次々に目標をクリアしていく中で、

ある日ふと、疑問や葛藤、
苦しさやしんどさを感じて
動けなくなってしまう、、、

そうなった時に初めて、
「違う旅」に出ていたことに気づく。

それが、“無意識”のうちに
旅立つことを余儀なくされる、
「ヒロインの旅」の特徴であるのかもしれない、
ということをお伝えしました。

そして、この旅は、
自分の中の「女性性」との分離から
スタートし、

それに深い影響を及ぼしているのが、
実は「母への拒絶感」であるかもしれない
というのです。

今日も、こちらの書籍から
一部引用しながら解説していきますね。

モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方」
https://amzn.to/2CVbKip

ーーーーーーーーーー

1950年代に謳われた女性像への反動から、「スーパーウーマン」が流行したのが1980年代だ。

恋も仕事も結婚も、出産・育児も実現可能とするライフスタイルだ。

前の時代では女性が仕事で活躍できず、妊娠すれば産むしかなかった。

自活できずに夫や子供頼みを余儀なくされた女たちは、「男の」社会に出られない分、家庭で力を振るった。

彼女たちの欲求不満は夫や息子、娘に向かい、家族に過度な期待をかけるようになった。

「強い母」として夫や子供を支配し、おだて、操ろうとした。

その横暴さをベティ・フリーダンは次のように書いている。

彼女は子供たちに指示し、頑固なまでに家庭の完璧さを保とうとした。

それは女のマチズモ(男らしさ)である。彼女なりに精一杯、男に対抗しようとしたのだ。

その背景には女の経済力のなさ、世間での評価の低さや自己嫌悪が潜んでいる。

当時は男が偉くて強い時代だ。

彼女は力をもてあまし、家族の心も自分の心も操り、否定した。

やさしい母の仮面の裏には「私が絶対に正しい」という強硬さが秘められていた。

ーーーーーーーーーー

この書籍の著者も
事例に出てくる女性たちも、
アメリカの女性が多いと思われるので、

女性の社会進出の時期が
少し遅れていた日本では、

ちょうどこの10年~20年ほど後に、
この「スーパーウーマン」の流行が
やって来たように思います。

私が新卒入社をした2000年代は、
ちょうどこうしたスーパーウーマン達が
管理職に上がってきた時期に
符合するように感じますし、

(あくまでも私の肌感覚ですが)

そして、その風潮は
現在にも継承されているところがあるなぁと、
個人的には思うのです。

もちろん、
家庭の中の母親が
すべて上記のような人物像に
なっていた訳ではないと思いますし、

専業主婦として家庭に入って
家族を愛おしみ育むことが、
本当に心からの喜びと感じるタイプの
お母さんもいたと思います。

(自分の中での一致感があるならば
それは素晴らしいことですし、

実際私は、
専業主婦の方が生み出す価値は
本当にものすごいものだと思っています!)

そして、欧米と日本では
少し事情が異なる部分もあるでしょう。

でもやはり、

男性的な社会の価値観による、
女性に対する偏った役割期待に
応え続けることに
閉塞感を感じながらも、

社会に出ることを諦めて、
自己犠牲を払いながら
家族のために尽くすしかなかった・・・

という母親世代の人は多く、

そうせざるを得ないという
時代背景があったことも事実だと思います。

そんな母の姿から、
娘は無言のメッセージを
受け取っていたのではないでしょうか。

「“良妻賢母”たるもの、自分を犠牲にしても
家族のために尽くさなければならないんだ」

と・・・。

でも娘たちは、
そんな母のように辛い道は歩みたくない。

だったら、社会に出て
男性同様に認められるように頑張ろう・・・!

そう思って、
頑張り過ぎてしまう女性が

時代的な反動として
増えてきたのではないかと思うのです。

ーーーーーーーーーー

自己を蔑み、子供を愛せない母親は娘の心に影を落とす。

娘は女として生きることが疑問だらけになる。

スーパーウーマンを目指して苦しむ女性にはそうした例が多いようだ。

仕事も育児も完璧にこなそうとするのは、母親のようになりたくないからである。

だから、男性なら完璧を目指さないような完璧さを求める。

女のマチズモは母から娘に伝わる。

男の心に潜むマチズモと同様、自己嫌悪や無力感が背景にある。

母親を反面教師にした娘は男のようになろうとする。

最初はうまくいくので喜ぶが、上にいくほどハードワークを要求される。

女性らしい人間関係の構築や慈愛を発揮できる場は得にくくなる。

いくら頑張っても足りないと感じるのは、そのせいだ。

ーーーーーーーーーー

家庭それぞれに個性があり、
母・娘もそれぞれに特性や相性があり、

必ずしも、
その関係性に歪みが出ていた訳でも
ないと思います。

でも、私自身もそうでしたし、
周りにも
母との関係に悩み葛藤している女性は
実際かなり多かったです。

しかも、
両者とも“無意識“であるがゆえに、
その正体が分からずモヤモヤしている、、、

これは、
社会的背景に起因するところが
大きいのかもしれませんね。

母も娘も
それぞれ精一杯に生きているし、
本当は深いところで
お互いへの愛も思いやりもある。

でも、世代間での意識のギャップや、
その原因となる社会の価値観の変化に
翻弄されるがゆえに、
すれ違ってしまうこともある。

そして
「女性性」から分離したヒロインは、

その後どんどん“無意識”に
「男性性」優位に傾いていき、

やがて限界を超えて、
燃え尽きてしまうこともあるという訳です。

なんだか切ないですね、、、

でも、「ヒロインの旅」に
出ていた自分に気づき、
一旦立ち止まることで
初めて見えてくるものもあります。

一見挫折に見えるかもしれないことも、
実は後から振り返ってみると
大きな“gift”であることが多いのですよね。

そして、それこそが
みなさんの「事業のコア」を形づくる
大きな要素となっていくのです!

次回のブログでは、
そのあたりについて
書いていきたいと思います。

今日も長文を最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

また次回ブログでも、
お会いしましょう^^

 

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