9Dec
おのともこです。
今日もこのブログを、
お読みいただいていることに、
心より感謝しております^^
ありがとうございます!
ここ最近で連載してきた
「まとめ記事」を作成していますので、
良かったら復習用にぜひご一読ください^^
『多商品・多段階の「商品群開発」』
『起業家の成長ステージ
「アントレプレナースペクトル™️」』
『内なる光で世界を照らし、
事業と“富”のスケールアップを叶えよう!』
「ヒロインの旅」の特性とそのプロセス
前回のブログでも、
モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方」
https://amzn.to/2CVbKip
を一部引用しながら、
ヒロインの「女性性」との分離が始まる
潜在的な原因として、
「母への拒絶感」があるのかもしれないということ。
そして、その背景には、
男性中心の社会に出ることが
なかなかできなかった”母親世代”の、
自分を押し殺して家族のために尽くす
「良妻賢母」像と、
そんな母に反発して社会に出て
男性と肩を並べて働く”娘世代”の、
仕事も家事も完璧にこなそうとする
「スーパーウーマン」像の対立があり、
それは、
男性的な社会への最適化による歪みによって
引き起こされたものではなかったのか・・・?!
という考察をお届けしました。
こうして振り返ってみると、
時代ごとに主流となっている
社会的な価値観が
これまで女性に与えてきた影響は、
とても大きかったのではないかな?と、
思います。
私自身も
まさにこのパターンに当てはまっており、
仕事も家事も完璧にやろうと思って
(実際はどちらも完璧にはできないのですが!)、
そのあまりの苦しさに
バーンアウトしてしまったことが、
それまでの人生最大の挫折経験となりました。
でも、
一見挫折のようにしか見えないことも、
実は後から振り返ってみると
大きな“gift”であることが多いのですよね。
そして、そこにこそ、
「事業のコア」を形づくる大切な要素が
潜んでいると思うのです。
実際、私の「起業の原点」は、
この時に深く感じたことにありました。
会社組織やビジネスの世界において、
男性と同じ成果の出し方を求められる
ビジネスパーソンとしての役割期待と、
家庭の中で
母親世代と同じように家庭を切り盛りする
良き妻・良き母としての役割期待と、
そのどちらにも応えようとして、
ダブルバインドに苦しんでいる女性は
多いのではないか?
私は、
そのどちらかだけでもない
「第3の道」を見出していきたい。
まずは自分自身が
そんな「第3の道」を見出し自ら体現して、
女性が女性らしくありながら、
男性とはまた違うスタイルで
豊かに幸せになれるということ。
そして、
男性性と女性性を融合させ、
それぞれの素晴らしい要素を
掛け合わせながら、
新たなワーク&ライフスタイルを
確立していくことはできるのだということを、
私と同じように悩み葛藤している
頑張り屋さんの女性たちに伝え、
その実現をサポートしていきたい・・・!
という、強い想いが生まれてきたのです。
こうした、
一見すると挫折体験のように感じられる
個人的な「原体験」から、
事業のビジョンが生まれることは多いと思います。
だからこそ、
私は事業構築&商品開発をしていく上で、
お一人おひとりの「人生のストーリー」を、
欠かすことなく必ず聴くようにしています。
そこに、
唯一無二の”価値”が生まれる源泉があると、
これまでの自分の経験や
クライアント様の事例を見ていても、
本当に確信しているからです。
みなさんにとっての「原体験」は何ですか??
ぜひ一度、言葉にしてみること、
人に話してみることもオススメですよ!
自分の中だけに留めるよりも
他者に伝えようとアウトプットすることで、
自分の中でも想いが明確になり、
揺らがない強い芯が育っていくはずです^^
ちなみに、話は戻りますが、
ヒロインの「女性性」との分離が進みすぎて
もうこれ以上は進めない・・・と
力尽きてしまった時、
一番必要なのは
「拒否する力」であると、
モーリーン・マードックは伝えています。
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何かを「する」のをやめるなら、ただ「いる」術を知ることだ。
それは、楽をすることではない。鍛錬が必要だ。
自分の心の声を聞き、自分ではない誰かの命令をシャットアウトすることだ。
新たな思考回路ができるまでテンションを保たなければならない。
自分の声でないものはみな成長の邪魔だ。変化を否定し、逆戻りさせる。
ただ「いる」には勇気と代償が必要である。
古い思考回路が完全に削除された時に、代償の支払いは終わる。
たとえ社会の評価を失っても、したくないことは断らねばならない。
すると大抵、寂しくなる。
新しい生き方が確定するまで、心に空いた穴を癒さなくてはならない。
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女がノーと言いにくいのは選ばれると嬉しいからだ。相手が権威者なら特に嬉しい。
だから自分よりも父親や上司、同僚や恋人の反応が気になるが、自分の中の純粋な心はごまかせない。
自分が楽しめないのは苦痛だ。得るものがなくてはならない。
相手を喜ばせるのをやめても、父親は「偉いぞ、さあお前の道を歩め」とはめったに言わない。
大抵「どうして断るんだ」「がっかりさせるな」「途中で投げ出すのか」「大変だからって逃げるのか」などど言う。
耳が痛い言葉だ。
他人の評価に依存する人にとっては特につらい。
だが、弱ってつらい時こそ真の成長ができる。
「他人の期待に応えるため、不安のために行動すると、生きている実感はさらに薄れる。
役割を演じ続けると、集合的無意識にある混沌とした養分からどんどん遠ざかってしまうのだ。
その混沌状態こそ、変化の時期に必要なものだ。
混沌とした森をさまよい、出口を探すことで人は変わる」
とジーン・シノダ・ボーレンは述べている。
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私も、会社員時代と起業してからの
2回のバーンアウト経験の直後は、
これまで”良い評価”を得られるように
頑張ってきた活動を一旦ストップして、
ただ「いる」状態を維持・継続することが、
ものすごく辛かったのを覚えています。
それまでは
常に何かを「する」ことでしか
”価値”は生み出せないと思っていたので、
何もしないでいること自体が
”無価値”な状態だと思い込んでいたからですね。
働いて”稼ぐ”こともなく、
課題への取り組みや
目に見える対外的な発信もしない。
自分がそんな状態の中で、
周りの人たちは
仕事で活躍したり”良い評価”を得ている。
特に起業後の2回目のバーンアウト後は、
SNSを見るのが本当にしんどかったです^^;
人がいっぱい映った
楽しそうで賑やかな写真をアップしている
起業仲間の姿が眩しくて、
時に焦りや嫉妬の感情に囚われてしまい、
そんな自分のことも嫌で
苦しくて仕方なかった、、、
でも、
そのしんどさをぐっと堪えて
しばらくは内省の時間を持つことで、
先ほど書いたような
自分の内側から湧き上がってくる
強い想いに気づけるようになったのです。
今日も気づけば長文になりました。
みなさん、
いつもお読みいただきありがとうございます!
特にこの
「ヒロインズ・ジャーニー」のシリーズは、
自分でも思った以上に長期化しておりますが(笑)
きっとお役に立つ方が
少なからずいらっしゃるだろうと思い、
かなり深く詳しく書いています。
だからこそ、共感のメッセージや
分かち合うイベントのリクエストが
とても嬉しく、励みになります!
本当にありがとうございます♡
ビジネスに直結するノウハウ的な内容も
また改めて発信していきますので、
もう少しだけ、
引き続きお付き合いいただけますと嬉しいです^^
また次回ブログでも、
ぜひお会いしましょう!!
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