あなたにしかできない仕事で、お客様を幸せに導く

おのともこです。

今日もこのブログを、
お読みいただいていることに、
心より感謝しております＾＾

ありがとうございます！

ここ最近で連載してきた
「まとめ記事」を作成していますので、
良かったら復習用にぜひご一読ください＾＾

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「ヒロインの旅」が始まるとき

前回のブログでは、

モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方」
https://amzn.to/2CVbKip

の一部を引用し、

「ヒロインの旅」のプロセスを
ご紹介しました。

ーーーーーーーーーー

女性性からの分離
↓
男性性との自己同一視と仲間集め
↓
試練の道：怪物やドラゴンとの遭遇
↓
成功の幻想
↓
精神の渇きを知る：死
↓
通過儀礼と女神への下降
↓
女性性を見直す
↓
母／娘の分離の修復
↓
傷ついた男性性の修復
↓
男性性と女性性の統合
↓

（実際の書籍の中では、
円形で図解されています）

ーーーーーーーーーーー

この円形に深まり
成長するサイクルを見た時に、

私は、これまで自分自身が
悩み葛藤してきたものの正体を、
突き止めたような気がしました・・・！

書籍の中で紹介されている
女性たちのエピソードは
共感するところだらけで、
まるで自分のことのように思えましたし、

自分のこれまでの実体験を
振り返ってみても、
このプロセスにぴたりと
一致しているように感じたのです。

そして、
このヒロインの旅を辿りながら
成長のサイクルを深めていくことで、

男性とはまた違う、
女性ならではの豊かで幸せな
未来実現のスタイルを見出せるはず・・・！

そんな、確信に満ちた思いを
持つようになりました。

私がずっとうまく言葉にできなかった、

そして、
私だけなのかもしれないと思って
無意識に封印していた、

女性ならば
誰でもハッとするであろう、
心の奥にある本音の想いに触れる
素晴らしい文章の数々を、

今日も
書籍から一部抜粋してご紹介しますね。

ーーーーーーーーーー

私は心理療法家として三十代から五十代の女性の悩みを聞いてきた。

彼女たちは人生の意味を見失い、むなしさや孤独、怒りを訴える。

みな典型的な「英雄の旅」を歩み、学問や仕事で成果を上げた。なのに途方に暮れるのだ。

「いったい、何のため？」と。

頑張って上に行くほど多忙になり、過労で体調を崩す。

何が間違っていたのだろう。こんなふうになりたいわけじゃなかったのにーーー

そんな彼女たちの話を聞くと、本来のあり方を否定しているように思える。

ーーーーーーーーーー

渦の始まりは「女は受け身でずるくて怒っているから嫌だ」という気持ち。

ヒロインはそこから「英雄の旅」にダイブする。

仲間を作り、男と同じように社会で身を立てようとする。

だが、その先に心がすさむ時期があり、「ダークフェミニン（女性の闇の側面）」と直面する。

闇に落ちたヒロインは癒しを求める。

この本で「母／娘の分離」と私が繰り返し述べる「女性の深い傷」があるからだ。

闇から光への帰り道で自分の本質を見直し、過去の生き方に統合する。

ーーーーーーーーーー

「ヒロインの旅」を図にしてみた。これを検証するのが私の課題になった。

心理療法の来談者や友人の話を聞いては彼女たちの願望の裏に潜むものを探した。

そこでわかったのは、社会で頑張ってきた女たちがむなしいだけでなく、深いダメージを負っていることだ。

特に私の世代は旧ソ連に宇宙開発で後れをとったアメリカが「追いつけ追い越せ」と躍起になった時代を体験している。

私も男性的な競争原理に自分を合わせ、父親に認められようとし、母親を拒絶した。

もちろん全ての女性がそうではないが、この心理は男女共に起こり得る。

社会や経済の発展に尽くしながら、人の精神や環境破壊を恐れる人にも当てはまるのだ。

ーーーーーーーーーーー

「ヒロインの旅」は円を描いて進み、複数のステージを同時に体験することもある。

私は今、母／娘の分離と癒しを再統合している。「ヒロインの旅」は成長と学びの連続だ。

「本当の私って何？」と感じたら旅が始まる。

年齢に関わらず「これまでの自分」に違和感を感じた時だ。

若い人なら進学や就職などで家を出る時。

年を重ねて離婚や転職・再就職、再び勉強を始めたり、成人した子が巣立つ時、ふと自分のあり方に疑問を抱くかもしれない。

ーーーーーーーーーーー

このように、
自分に対する“疑問”を
持つことをきっかけとして、

「ヒロインの旅」は始まっていくのです。

思い返してみれば私自身、

会社員時代も起業してからも、
言葉にできない“違和感”を
感じ始めてからというもの、

心の中に浮かんだこの問いを
無視できなくなり、

もうこれ以上進めない・・・！と、
心が悲鳴を上げてしまったように感じます。

みなさんはいかがですか？

このブログを
読んでくださっている皆さまは、

起業を志すことになった
きっかけとなるような原体験を、
それぞれにお持ちだと思います。

これまでの自分に対する“違和感“や、
自分のあり方に対する”疑問“を
感じた瞬間はありますか？

ちょっとだけ
自分の心に目を向け、耳を傾け、
浮かんでくるものを感じてみてくださいね。

明日からは、
書籍をガイドにしながら
「ヒロインズ・ジャーニー」の道のりを
辿っていきたいと思います。

モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 ──女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方」
https://amzn.to/2CVbKip

みなさんご自身のストーリーも
思い返して重ね合わせながら、

一緒に「ヒロインの旅」を
紐解いていきましょうね＾＾

あ、そうそう！

このブログでは、
便宜上「女性」が主人公の
「ヒロインズ・ジャーニー」として
定義していますが、

この旅の主人公は
”性別上の女性“だけでなく、

「女性性」が比較的優位で
「男性性」的な英雄の旅には
ハマりきれないな・・・
と感じている全ての方に、
当てはまるものだと思います＾＾

もちろん、”性別上の女性“の中にも
「男性性」は存在しますし、
逆もしかり。

「ヒロインズ・ジャーニー」は、
”女性的な存在“が主人公の
成長のストーリーとして捉えると、

きっとご自身と重ねて
イメージしやすいと思いますよ♪
参考までに＾＾

それでは、
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました！

また明日も、
ブログでお会いしましょう♡